モロッコ旅行5 ようやくモロッコ入りするもこの旅最大の試練が待ち受ける
マラケシュ、メナラ空港。
なんかちょっぴり、近代的?
モロッコでは基本カード使えないので、現金を、おろしてタクシーでリヤドへ出発。
リヤドアンダラというリヤドに向かう。
リヤド アンダラ
Derb Zaari, Marrakech 40000 モロッコ
+212 5244-45752
リヤドっていうのは昔のモロッコのお金持ちの家を旅行者が泊まれるようにしているところなので、
結構インテリアがゴージャスで素敵なの。
タクシーではこの細い裏道までしか行けず、運ちゃんに「ここの一番奥からひとつ手前の道を右に曲がって進めばつくよ」とおろされる。
時刻は深夜の3時前。
女ふたりで歩くにはちょっぴり危険な道だけどしょうがない。
歩き出すと正面から、ガラの悪そうなお兄さん達が5人くらい話しかけてくる。
モロッコは道が入り組んでてリヤドまでたどり着けないことも多いため、道案内の人が観光客を狙っているんだそう。
ここでも、道案内をしてやるって話しかけられたけど振り切って自力でリヤドへ向かう。
ついたー!ここだ!!!
呼び鈴を鳴らすと、中からスタッフがでてきてお部屋まで案内してくれる。
真夜中というだけあって廊下は真っ暗。
以下、リアドのお部屋の写真。
鏡可愛い!
洗面台は何故か2つあるの。
これと、
これ。
うん、可愛いなあぁ( ´ ▽ ` )
シャワー。扉はない。
お手洗い。
お、階段があるぞ!2階もあるのか?
ひゃわー。素敵………
別アングルから。
こんなところ、住んでみたいものよ……
ベッドは撮り忘れちゃった。無念。
素敵なお部屋を堪能していると、母の顔が青ざめている。
ガサゴソ荷物を探ってなにか探しているみたい。
私「どうしたの?」
母「iPhoneがない…」
私「え!?」
手持ちカバン、上着やパンツのポケット、トランクの中、あらゆる場所をひっくり返して探してもない。
母「タクシー降りるところまでは持ってて、そのあと手持ちカバンにいれてキャリーバッグの上に乗せて転がして運んでた。」
………あの道案内のガラ悪い兄ちゃん達か〜!!!!!!!
でも、もう疲労困憊で判断力が鈍っている状態で、深夜3時に大声上げても誰も助けてくれなさそうな細い裏道を女ふたりで歩いてたこちらが悪いな。
スられました、iPhoneX。
中にはクレカも1枚挟まってる。
幸い、母は職場で支給されてるiPhoneがもう1台あったので(スられたのはプライベート用の方)
そちらから日本にいる父へ連絡。
iPhone使えないようにしてもらい、クレカも止めるよう手続きしてもらう。
AppleIDは共有だったらしいので、
スられた方に入っていた帰りのひこうきのEチケット、明日から行く砂漠ツアーの予約や連絡先、ホテルの予約なども再度手に入れることができた。
よかった………
まあ今考えればよかったわってだけで、
3時にリヤドついて、7時には砂漠ツアーに出発しないといけない。
その間に2日間野宿で入れなかったシャワーも浴びたいし、ろくに寝られてないからちゃんと寝たい。
しかし母は絶望でボーゼンとしている。
この状況よ………
もうわたしはシャワー入りたさが限界だったので先にシャワー浴びたよ。
そしたらなんと…お湯が出ない。
どうやってもお湯が出ない。冷水だけ。
でも、iPhoneスられて失意の底に沈んでいる母に「ねえ、お湯でないんだけど〜!」なんて言えない。
これ以上悲しいお知らせ重ねる訳には………
そう思って、もう腹くくって無言で水シャワー浴びた。
水でシャンプーもした。
ガタガタ震えながらシャワーおわり、もう伝えない訳にはいかないか…と思って
「残念ながら水しか出なかったよ…」と伝えてバトンタッチ。
ドライヤーで髪かわかせるだけマシかな。
2時間くらいしか寝れないけど、あったかい布団に薄着で横になってくるまれるの、幸せ。
あー幸せ!!!!!
言い聞かせて眠った。
明日からの砂漠ツアー、どうなっちゃうのかしら?
つづく。